蜜蜂と遠雷


本屋さん大賞受賞の後に、図書館で予約していた『蜜蜂と遠雷』がようやく届きました。

本屋さん大賞を受賞する作品は、だいたい外れなく面白いので、私も注目しているのですが、直木賞とのダブル受賞というのは初めてなのだそうです。



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日本で開催されるピアノの国際コンクールを舞台に、国籍もバックグラウンドも違う出演者と関係者、審査員、スタッフ、それぞれの目線から描いて、物語が進行していきます。

構想12年、取材11年、執筆7年という渾身の作品どおり、内容、(文字通り)ボリューム、共に読み応え十分で、毎晩寝る前にドキドキしながら読みました。


天才の思考に触れると、自分が感性やひらめきに乏しい凡人であることを、つくづく自覚させられます。
中学生の頃までピアノを習っていましたが、今思えば、周りはジュニアコンクールの受賞者や、音大を目指しているような人ばかりのかなり恵まれた環境であったにもかかわらず、全く周りに刺激されない、よくいえばマイペース、悪くいえば鈍感な子供でありました。
誰かの演奏を聴いて、涙を流すような感動を覚えることもなく、美しい曲をいつか弾いてみたいと望みを持つこともなく、なんと感性の鈍い子供であったことか。

欲や目標を明確に持てず、中途半端に投げ打ってしまった凡庸な子供は、その後の人生も、ぼんやりと中途半端に行きているのでした(笑)


・・とはいえ、このところ、『いつもポケットにショパン』とか『ピアノの森』とか、ピアノものの作品に触れる機会があり、ちょっぴりまたピアノを弾きたくなってきましたが、またすぐ飽きちゃうんだろうなぁ。













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by saguaro2 | 2018-06-13 15:23 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)

サワロのつぶやき♪2 ~日本橋生活~より改題しました。


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