タクシーの中で、慌てて電話するも、先方からは予約時間までに入らないとダメ!との厳しい応対。
たいした移動距離ではないのに、片町あたり渋滞してる。
運転手さんが頑張ってくれて、友人が料金払っているうちに、窓口へ走り込んで、なんとかセーフ。
本堂へ入ると、すでに本日のラストツアーの参加者がスタンバイ。
ここで、説明を聞いてから、少人数のグループに分かれて、案内してもらいます。
忍者寺は、正しくは、正久山妙立寺という日蓮宗のお寺です。
金沢は、百万石という外様大名の雄で、常に幕府から隙を伺われ、緊張状態にありました。
幕府隠密と、加賀藩とのスパイ攻防戦は、山本一力氏の”かんじき飛脚”に描かれていて、とても面白かったです。
ご興味があれば、ぜひご一読を。
幕府には、内密で、常に軍備していたというのは、意外と知られた話で、
市内を流れる犀川と浅野川を自然の堀に見立て、両川の外側に寺院を移転し、城の防備としていました。
忍者寺のある犀川外側の寺町は、福井方面からの攻撃に備え、今も、お寺がたくさん残っている地域。
前田家の祈願所として設置された妙立寺は、武運長久と庶民の安穏を祈願する一方、万が一の出城としての役割を持たせた為、
寺内に落とし穴やら隠し部屋やらを備え、寺自体が迷路のような複雑な構造を持つことになり、”忍者寺”の愛称を得ることになりました。
実際に、忍者がいたわけでは、ありません(笑)
寺内は、少人数に別れてのツアーで、説明を受けながら周り、なかなか楽しめました。
階段下の下男べやなど、ほぼ外??と思うような場所も多々あったので、真冬は、相当寒いかもしれません。
先ほど、慌てて通って、写せなかった表の門。
忍者寺から歩いて、”にし茶屋街”へ。
落雁で有名な、”諸江屋”
東京でも、百貨店などで手に入りませすが、やはり本店はテンション上がる♪
生落雁を買いました♡
CACAO SAMPAKAも。
さすがに、ソフトクリームをたべるには、ちょっと寒くなってきました。
犀川に掛る”犀川大橋”
江戸時代は、防衛上、ここにしか橋がなく、あとは渡し船を使っていたそうです。
現在の橋は、
1924年(大正13年)に架けられたもので、重要文化財に指定されています。
一度、ホテルへ帰り、小休憩。
名古屋から参加の友人が、大口屋の”餡麩 三喜羅”を買ってきてくれました。
この繊細な、麩の生地、上品なこしあんは、さすが。
関東の和菓子とは、違うんだなぁ〜♡
(偏見だと、お叱りを受けそうですが)
あ〜、確実に食べ過ぎてる。