中国弾丸ツアー2017 〜その10・耦園 前編〜
2017年 07月 09日
え〜??ここ、バス入れるのっていう、細い橋を通ります。
門を入ります。
この辺りの、門や橋は後から(かなり最近)作られたもののようです。(ガイドさん談)
運河のほとり
ノンビリした風景です。
世界遺産登録の碑
こちらが入り口です。
耦園は、清の雍正年間(1722〜35年)に、政務から引退した陸錦によった造営された庭園で、当初は渉園といいました。
その後、戦乱などで荒れ果てていましたが、療養の為蘇州に滞在していた沈乗成か、1876年(光緒2年)に再建した際、耦園と改められました。
元々が、ご夫婦の隠棲所だったということで、英語では、"The Couple's Garden Retreat"というそうです。
園内は、假山を中心池の周りに楼閣と回廊が点在し客人をもてなすのに用いられた"東花園"と、家族が生活した邸宅部分のある"西花園"の2つのエリアに分かれており、その対比が見事です。
門を入ってすぐの"偕隠双山"
お客様をお迎えするホールといったところでしょうか。
右にあったのか、左にあったのか、はたまた正面だったのか・・
位置関係がわからなくなってますが、写真の撮影順に載せてきます。
偕隠双山の裏手にあたる、"載酒堂"
英語表記では、"The Carring(Carrying?) Wine Hall"なので、ここでお客様とお酒を酌み交わしたのでしょうか。
透かし細工の窓がステキです。
石を配した中庭。
建物は廊下で繋がれていたり、
お庭の中に、独立していたり。
書斎的なお部屋か?
ロック・ガーデン、"假山"
太湖石ではなく、黄石を用いているのが特色なのだそうです。
池の周りに、離れ、庵が配してあります。
右に見えるのが、"山水閣"、左は"吾愛亭"
曲橋を渡ります。
敷石が、こんなに可愛いモザイクに
池のほとりの、"望月亭"
外観はこんな感じ
お月見しながら、お酒でもいただいたんでしょうか。
敷地の一番北側の縁に沿って、東から西まで建つ建物。
母屋にあたるところでしょうか。
現在、カフェになってます。
こんなところでお茶したい、という母のつぶやきは、聞き届けられず。
(集団行動ですから)
"藤花舫"
東花園を一回りしました。