箱根2014夏 〜その2・塔ノ沢へ〜
2014年 07月 12日
ずっと首肩の調子が悪いポン太さんたっての希望です。
今週を逃すと、しばらく予定があかないので、急遽出かけることになりました。
今回のロマンスカーは、LSE7000形
先頭車両が展望車になっている、往年の名車両。
この電車、名鉄のパノラマカーに似ていて、saguaro的にはちょっと懐かしい。
箱根はまだまだ紫陽花のシーズンなのですが、今回はあくまで"湯治"なので、観光はなし。
(ポン太さんの意向ね)
本日のお宿のある塔ノ沢までは、登山列車で一駅なのですが、あまりにも混んでいるので、小雨が降っていましたが、歩いて行くことに。
箱根湯本駅前の通り、国道一号線の、お土産屋さんの並ぶ賑やかなところを抜けて程なく見えてくるのが、早川に架かる"旭橋"
1933年(昭和8年)に完成した橋です。
鉄筋コンクリート構造のタイドアーチ橋としては国内最大の長さであり、斜めになった構造としても珍しいものである(by wikipedia)、だそうです。
何度も通っている道なのに、いままで気づかなかった、小さなダム、"早川取水堰"
堤高15m以下は、"ダム"とはいわず、"堰"ていうだそうです。
知ってました??
関東大震災後に作られた"函嶺洞門"
老朽化がすすみ、今年に入って閉鎖。
新たに、バイパスが開通して、"もみじ橋"と"さくら橋"という二つの橋が架けられました。
中国の王宮をイメージしたという味のある洞門でしたが、役目を終えいまはひっそりと眠りについています。
バイパスが通ることで、渋滞が少しは緩和されるでしょうか?
このところの雨続きで、水かさが増えてます。
先ほどの"旭橋"とは姉妹橋の、"千歳橋"
旭橋は洋、千歳橋は和をイメージしているんだそうです。
函嶺洞門・旭橋・千歳橋は、2005年に土木学会選奨土木遺産として指定されています。
千歳橋を渡ってすぐのところに、我が家のお気に入りのお宿"福住楼"があるのですが、今回はコチラではなく、も少し行ったところの、
御殿風のお宿
"環翠楼"です。