サワロのつぶやき♪2 ~東京だらりん暮らし~ saguaro2.exblog.jp

サワロのつぶやき♪2 ~日本橋生活~より改題しました。


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カテゴリ:読書ノート( 49 )

有頂天家族

最近、アニメっぽい小説と、江戸人情ものの小説が目立つな、と思う。

どちらも、小難しくもなく、説教臭くもなく、読みやすいのだけど、いろんなシリーズがあり、どこから手を出したらいいやら。
(読書スピードがめっきり落ちている今日この頃。読む量が限られる・・)

アニメっぽい小説といったけど、よく考えてみたら、表紙がアニメ風なのであって、実際はアニメ化されたというわけではないのかも。

代表格?のビブリア書店の事件簿は、ドラマ化されていたけど、アニメ化されたって聞いたことないし。

表紙絵にアニメ風の図案が、使われているのは、現在のカルチャーを反映しているってことでしょうか。
本に限らず、アニメ風のポスターとか、CMも増えました。

と、世の中の流行に疎い私が思ったことなので、実際にどうだかは存じませぬ。




**************


たまたま本屋さんで平積みされていて、京都に住むたぬき一家という設定に惹かれて手に取った作品、


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森見登美彦著の"有頂天家族"シリーズ


こちらは、アニメっぽいじゃなくて、数年も前にアニメ化されている作品なのだそう。



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この4月からも、第二シーズンが放送中とのことで、限りなく文庫サイズに近い帯がついていて、
本来の表紙は、こんな感じ。




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人気シリーズで、京都の親善大使にも任命されているとのこと。
ちょうど、読み始めたのがGWの前で、たまたま、京都へ行ったら地下鉄駅で、ポスターに遭遇しました。


この世は、天狗と狸と人間で構成されている、とのことで、特に舞台になっている京都では、かくあらんという気さえいたします。
(ついでに言えば、物の怪もいると思う)

狸的な処世術や天狗との関係性。
少し古めかした台詞回しが面白く、夢中になって読みました。

ここ数年、京都通いしたいることもあり、舞台や情景が想像しやすかったり、馴染みの場所だったりするのも、面白いところ。


この作家さんの他の作品も読みたいな、とぐぐってみたら、どこかで見たり、聞いたことのある作品ばかり。

きっかけがないと、実際手に持って読むことってないってことですね。
出会いの妙だなぁ。


と、いうことで、昨日、目ぼしい作品を大人買いして参りました♪











by saguaro2 | 2017-05-14 15:11 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)

どぜう屋助七

確か、日経新聞の書評欄で見て、すぐに図書館の予約を入れした作品。

いまどきは、オンラインで公共図書館の予約ができるので、本当に便利。


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河治 和香著 『どぜう屋助七』



ご存知駒形のどぜう屋さんを舞台に、江戸から明治へ変わりゆく世の中を背景に、3代目を中心にしたお店で働く人々や浅草に住む人々、はたまた新撰組や彰義隊など人間模様、グルメ模様を描きます。
近在のお百姓さんがどぜう汁をかっこんで腹ごしらえするお店だったどぜう屋さんが、助七の工夫で、どぜう鍋やくじら料理を出したり、どぜうに合うお酒を出したりと、次第に現在も続くスタイルに変わって行きます。
お店で落語を演じたり、というのも、この頃から続いているんですね。


実は、以前からすご〜く気になっているけど、まだチャレンジしてないどぜう鍋。
一回、行ってみようかな。









by saguaro2 | 2017-05-01 07:57 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)

公方様のお通り抜け

多分、何かで紹介されていて、図書館に予約を入れたのだけど、全く記憶がない・・


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西山ガラシャ著 『公方様のお通り抜け』

尾張徳川家の下屋敷、いまは、新宿戸山公園や早稲田大学理工学部があるあたりに広がっていた広大な庭園には、現在も山手線内では一番標高の高い築山の玉円峰(現在の箱根山)や、広大な池、滝があり、東海道の小田原宿を模した建物など二十五景がしつらえられていました。

その名園も、2代藩主光友、7代藩主宗春の隆盛の時代を経て、寛政年間、9代藩主宗睦の時代には荒れ果てて、キツネが住むような荒れ果てた庭に。
そこへ、まだうら若き11代将軍家斉が、狩の帰りにお庭を通り抜けたというていで、立ち寄ることになったので、さあ大変。

整備を請け負った甚平は、百姓たちと知恵を出し合い、将軍様に喜んでいただける仕掛けや、演出を工夫します。


戸山山荘については、以前に宗春を描いた小説を読んだおりに、興味を持って、西側の戸山公園へ行ってみたことがあるのですが、浮浪者と学生が並んで日向ぼっこをしている不思議な光景に、足早に通り抜けた記憶が。

今度は、箱根山が残る東側へもう一度トライしてみようかな。
公方様の気分で、箱根登山♪






by saguaro2 | 2017-04-18 15:46 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)

悍婦にあらず

10年ほども前(奥付によれば)、日経新聞に連載されていた諸田玲子著の小説。


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『悍婦にあらず』


連載時、読んでいたのですが、新聞小説は、毎日少しずつ掲載なので、あれ?と思っても、なかなか前に遡ることもできず。
いつか読み返してみようと思っていた作品です。


女性ながら多賀大社の坊人(スパイ)として、大名家の14男として冷や飯の不遇をかこっていた井伊直弼に近づき、国学者長野主膳の教えを受け、幕末の動乱を駆け抜けた女性・村井たかの一代記。
主軸になっているのは、井伊直弼との道ならぬ純愛です。

安政の大獄を断行し、桜田門外の変で殺害された大老として、ダークなイメージだった井伊直弼が、違う面から描かれています。
彼もまた、自分のエゴや偏狭で政治を動かしたのでなく、あくまでも自分の信念で幕府を軸にした開国論を推し進めたという、歴史の一側面、一要素。
その一本気で爽やかな生き様に、惹かれます。


てっきり作者の創造した人物と思い込んでいたたか女ですが、実在の人物として、京都一乗寺の金福寺で尼となり生涯を終えたそうです。

長らく、直弼との具体的な関係は、不明でしたが、最近になって、直弼がたかに会えずつらい心情を綴った恋文が見つかったとのこと。


いつか舞台となった彦根や多賀大社、京都の宝鏡寺、金福寺をいつか巡ってみたいと思います。









by saguaro2 | 2017-04-07 22:34 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)

屋根をかける人

日経夕刊のコラムを連載している、作家・門井慶喜さんの作品。

布教のため来日し、奇しくも、建築家として日本各地に作品を残し、メンソレータムで知られる近江兄弟社などの事業を起こしたウイリアム・メレル・ヴォーリズの生涯を描いた作品。



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ヴォーリズは、明治学院のチャペル同志社大学のアーモスト館京都の四条河原町の東華菜館など、たまたま行きあった、なんだか妙に心惹かれるなぁ、と思っていた洋館を設計した人物。

建築を専門に学んだのではなく、もともとは、行きかがり上、見よう見まねで、絵を描くようにデザイン、設計したというのですから、自ずと個性がにじみ出ていて、それに惹かれたのかもしれません。

元々、キリスト教の布教との繋がりで、教会やYMCAなどの宗教関連の施設ばかり設計していたヴォーリズが、個人邸宅を設計する機会になった、大阪の事業家・広岡浅子との出会いは、朝ドラ"あさが来た"にも描かれていました。
(ヴォーリズは、浅子の娘婿・広岡恵三の妹、一柳満喜子と結婚)


逆境にも負けず、とにかく前は前へとアグレッシブに向かう生き方、晩年には、戦後の天皇制の継続にも一役かったとありました。

いいなぁ、爽やかな生き方。
彼の作品を、もっともっと尋ねてみたくなりました。













by saguaro2 | 2017-04-07 13:40 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)

炎環

永井路子著 『炎環』

日経新聞土曜日夕刊の、小説の舞台を訪ねるコーナーで見て、ググったら、Amazonですぐ買えました。(便利だなぁ)

ずいぶん昔の作品ですが、5年くらい前に、新装版が出たみたいです。

何かと、思いついた時に、カチッと利用しているAmazonですが、最近話題の物流業界を圧迫している一因かと思うと、ちょっぴり、罪悪感を覚えているワタクシです。

夜、お風呂場の電球が切れてるからって、夜中にカチッとしたら、翌朝出勤前に届いちゃうなんて、プライムすごすぎ・・
配達のお兄さんに申し訳ない・・

アメリカみたいに、お急ぎじゃないボタンかあればいいのに。


さて、話が逸れましたが・・


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『北条政子』『つわものの賦』など、源氏3代による鎌倉幕府樹立を中心とした東国武士団の興亡を描いた鎌倉モノのひとつで、大河ドラマ"草燃える"の原作になった作品です。

"草燃える"は、なんとなく歴史を意識して、大河ドラマを見るようになり、いまも記憶している作品。

頼朝を石坂浩二さんが、北条政子さんを岩下志麻さん、北条時政を金田龍之介さんが演じました。
(いまは、なんでもウィキペディアでググれるから便利だなぁ)

ひとつ記憶違いをしていたのは、郷ひろみさんが演じたのは、頼家で、なぜか私は実朝を殺害した公暁だったと、思い込んでいました。

なんだか、もう一度見て見たくなってしまいました。

またまた話が逸れました。


作品は4つの短編からなっていて、それぞれが独立したものではなく、それぞれの主役が互いに関係している連作です。

"炎環"という題名は、作者が恣意につけた造語だそうで、解説者によれば、それぞれの主人公のいのちの炎が、輪をなして歴史を結晶していく凄まじい勢い、というようなことのようです。

歴史って、決して一人の力によるものじゃないのですよね。
いろんな人の思惑や、時の流れ、天候、いろんな要素が混じり合ってできた流れ。
表に出ない人の気持ちや思惑や、そういうところに焦点を当てている点で、すごく面白く読めました。







by saguaro2 | 2017-03-23 22:29 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)
11年ぶりに映画が公開になると聞いて、絶対観に行こうと思っていたのに、見逃した作品。

ブリジットジョーンズは、原作も映画も元気が出ない時に、私に元気をくれた作品。


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本屋さんで原作を見つけました。

あれから、ずいぶん経って、ブリジットは51歳になり、ママに、そして、未亡人になっていました!!!
(私の大好きなマーク・ダーシーこと、コリン・ファースは、殺されてたぁぁ・涙)

けど、ドジでダメで、ハウツー本に振り回されて、でも、相変わらず、明るくって、元気でチャーミング。

何かの間違いで、マークが生き返ってくるんじゃないかと、心のどこかで期待してましたが、そんなことはありませんでした。




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暮れから今年にかけてた本、高殿 円の"剣と紅"
大河ドラマの主人公井伊直虎を描いた作品。

お気に入りの小説"カーリー"の作者の作品なので、歴史小説はどんな感じなのだろうと思って、読んでみました。

女性ということで、資料もないでしょうし、生涯領地から出ることのなかった人なので、ドラマチックな生涯とは言い難いけれど、少しファンタジックな仕上がりになっていました。

それにしても、この動きの少ない直虎の生涯を一年間のドラマとしてどう繋げていくのか?



以前は、活字の手放せなかった私ですが、ここ数年読書欲も薄れ、読書量は激減していました。
なにより、本を読むスピードが落ちているかも。
歳をとると、集中力がなくなるのね〜。

結局、今年になってからも、マンガ"天は赤い河のほとり"全16巻を借りて読んでたので、結局、この2作品しか読んでいません。

もう2月も終わりなのに・・











by saguaro2 | 2017-02-28 22:39 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)

大地の子


読書の秋 (暦の上ではもう冬ですが・・)
このところ、電車の移動時間が長かったりするので、ちょこちょこ読書しています。


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NHKスペシャルの山崎豊子さんの追悼番組を見ていて、そういえば、原作も読んでなかったし、ドラマも見ていなかったなぁ〜と、思い出した、『大地の子』

山崎豊子氏の著書は、初期のものも殆ど読んでいたつもりでしたが、これと、最後の作品『運命の人』だけ抜けてました。
(この2作品だけ、出版社が違うせいもあるかも・・)

タイミングよく、BSでドラマの再放送も始まりました。
主人公の陸一心役の上川隆也さん、常々いつまでも若々しいなぁ〜と思っていたのですが、たまたま第一話の翌日から放送が始まった"エンジェル・ハート"と見比べてしまい・・・
時の流れを感じずにはいられません。
大地の子撮影当時は、30歳。
当然と言えば当然ですね・・・

敗戦時の満州開拓団の辿った悲惨な状況、中国に取り残された孤児たちの陥った残酷な境遇、そして、不毛とも言える文革の時代。
陸一心を次々と襲う波乱の運命に涙なくしては読めません。




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同じく満州を舞台にした、船戸与一著『満州国演義シリーズ』

今年4月に亡くなった船戸氏の絶筆となった作品。
満州事変から第二次世界大戦終結までの満州を舞台に、敷島四兄弟を中心に満州国の興亡を描いています。

丁度、読み始めたのが、ハワイに行った頃で、中国大陸での日中戦争に思いを馳せながら、パールハーバーを見学したので、思いもひとしお。

現在、文庫本で刊行中で、既刊は3巻。
今後の展開が楽しみです。




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他に、朝ドラ"あさが来た"の主人公のモデル、広岡浅子を描いた古川智映子著『土佐堀川』

浅子の家庭環境や、五代友厚との関係などなど、事実とはかなり違い、ドラマはわかりやすく面白く作られていますが、毎朝、楽しく見ています。



林真理子著『女文士』

女性小説家・真杉静枝の生涯を描いた作品。
もっと幸せになりたい、認められたい、愛されたいと貪欲に生きる主人公の姿勢に、ちょっと食傷気味になってしまったけれど、一気に読ませる文章力はさすが。



NHKの木曜時代劇の原作、宮部みゆき著『ぼんくら』

ドラマの原作とは知らず、本屋さんで手に取って購入した作品。
次が気になって気になって、一気に読ませるところは、さすが宮部さん。
江戸の長屋の人情もの的な作品は、安定の面白さ。

シリーズものらしいので、またの機会に読みたいと思います。




読んだ本は、ベッドサイドテーブルに積み上げているのですが、さすがに飽和状態で、先日、夜中に崩れました。
とりあえず、また丁寧に積み直しておいたのですが・・・(笑)

近日中に、整理しなければ・・・








by saguaro2 | 2015-12-03 18:57 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)

3月のライオン 11巻

待ってました!!

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このポスター、カッコいい♡




by saguaro2 | 2015-09-25 20:03 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)

漁港の肉子ちゃん

"サラバ!"以来、西加奈子さんの作品を読もうと、

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『うつくしい人』



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『漁港の肉子ちゃん』

の2作品を読みました。

肉子ちゃんは、途中、お盆とその後のゴタゴタがあってりして、中断しちゃったので、あんなにセリフにテンポがあって勢いのある作品なのに、読破するまで半月近くかかってしまった。

テレビのインタビューで、西さんが、面白い行動や不思議な人を見ると、目が離せないと言っていたけど、作品にも、固定観念で凝り固まってない、西さんの自由な人間観察眼、人間愛が溢れているなぁと思いました。

また、近々西作品にはチャレンジしたいと思います。



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そして、シリーズものの、"ばけもの好む中将" 最新刊

あいかわらず面白くて、あっという間に読みました。


久々に、本屋さんパトロールに行ったら、ばったり新刊に出会うなんて、"タイミング"って重要。







by saguaro2 | 2015-09-04 16:46 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)