昨日よりさらに悪化した腰を抱えつつも、今日もお出かけ。
上野の東京国立博物館で開催中の"
運慶"展へ行ってまいりました。
”興福寺中金堂再建記念特別展”と銘打っているだけあって、すべての出店作品が、国宝か重要文化財と、⭐︎⭐︎超豪華⭐︎⭐︎
運慶は、平安時代末期から鎌倉時代にかけて活躍した仏師で、奈良・京都に本拠地を置いて、仏師の工房を率い、多くの仏像を残しました。
東大寺南大門の仁王像や興福寺に現存する多くの仏像などが有名ですが、その作品は、奈良や京都のみならず、神奈川や静岡、高野山など広い地域に及んでいて、その活動範囲の広さにも、びっくりです。
その作品は、指先、衣の裾に至るまで躍動感に溢れ、人間味あふれる表情は、見ていても飽きません。
昨年、奈良を訪れた際に見た、興福寺の南円堂・北円堂の彫刻の数々、360°の角度からぐるっと眺められ、その立体感・迫力に圧倒されました。
何度見ても、大好きな、博物館本館の建物と
表慶館
常設展や法隆寺館にも寄りたいと、ずっとずっと思っているのですが、特別展を見学するのがやっとです・・・。
上野、もうちょっと家から近ければ、お散歩がてら行けるのになぁ・・。