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京まんだら

京都へ行くので、京都の話にしよう、と読み始めた作品。

瀬戸内晴美著 『京まんだら』

京まんだら_a0146493_1683086.png

祇園に生きる女性を描いた作品は、数々あれど、お茶屋や宿をの女将とその娘たち、客の女性たちを描いたという点で、とても面白いと思いました。

時代的にも、戦前のお大尽に支えられていた祇園から、戦争を経て、戦後社用族に変わって行く時代目の変わり目にある祇園を描いていた点も面白い。


今は、僧形で説法をしているイメージの強い瀬戸内氏ですが、昔は"子宮作家"(←この表現もどうかとおもいますが・・・)と異名をとる程の、革新的な女性を主人公とした小説を書いていらしたそう。
また機会があれば、他の作品も読んでみたいと思います。
by saguaro2 | 2013-05-08 23:05 | 読書ノート

サワロのつぶやき♪2 ~日本橋生活~より改題しました。


by saguaro2
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