1万人の第九2012 〜その3・1万人の第九〜
2012年 12月 02日
快晴です!!
わぁ、もう早い人は集合しつつある〜!!
お部屋で朝食をとって、会場へ!
本番用の衣装、白のブラウスと黒のロングスカートで出かけます。
大阪城をバックに、みんなで記念撮影♪
席に集合した後は、当日空席になってしまった席のところをつめて、最終的な席が確定します。
座席券が発券されているってことは、所定出席数をクリアして出場権を得た人ということなので、当日何らかの理由で出場できなくなってしまったのかなぁ。
せっかく、頑張って来たのに、残念ですね。
発声練習から、第九の練習。
そして、ゲストやスーパーキッズオーケストラを迎えて、第一部のリハーサル。
辻井伸行さんの素晴らしい演奏に、聞き惚れて、思わず涙してしまいました。
前回は、リハーサルの段階からハイテンションで、本番になる頃に疲れてしまったので、今回はテンションを抑えめに、エネルギーキープしておかないと💦
前回、会場付近のコンビニが超品薄状態になっていて、お昼手に入れられないかも?危機があったので、あらかじめお弁当を注文しておきました。
出場者が1万人もいると、休憩中は廊下にも人があふれていて、座る場所もないので、仕方なく席でお食事。
トイレに行くのも、一苦労。
本番、2時間前から観覧者席が開場です。
しゅうちゃんご夫妻が、観に来てくれました。(立ち見席しかゲットできなくって、ごめんね)
正面の立ち位置をゲットしたとのことで、肩をまわしてストレッチしているところを目撃されてしまいました。
楽しんで頂けるといいけど。
30周年の記念ということで、暗転した会場に"30th"の赤い文字が浮かび上がる演出。
おおお〜っっとどよめきが起きたのですが、実は、文字の上の方に座っていたので、全く見えず。
オケの後ろ、客席の中央から、司会の小倉さんが登場して、開幕です。
東北会場と結び、平原綾香さんの“Love Story 交響曲第9番 第3楽章"
2010年、佐渡さんが第三楽章をモチーフに曲を、という課題で、平原さんが詩を書いてアレンジした曲です。
アコースティック・ギターとピアノの演奏が切なくって、ラブストーリーの相手は、恋人だったり家族だったり、その時の気持ちでぐっと胸に迫る曲です。
辻井伸行さんと1万人の第九オーケストラで、ラフマニノフの"ピアノ協奏曲第2番 第3楽章"
辻井さんが、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで、演奏した曲です。
彼の動きは、まるで鍵盤やオーケストラ、指揮が見えているかのように自然。
どうやってオケに合わせているんだろう?と思ったら、音を聞いて、彼がオケに合わせるんだそうです。
素晴らしく研ぎすまされた感覚と感性の持ち主なんですね。
以前、彼が初めて曲を手がけたドラマ「それでも生きてゆく」の演奏がとても素敵で、以来一度演奏を聞いてみたいと思っていたのですが、彼の指が奏でる音は、透明で、優しくて、心にしみいるよう。
ピアノの演奏を聴いて、涙が出て来たなんてこと、初めてかも。
森山良子さんの澄んだ美しい歌声で、"涙そうそう"。
名曲ですね。
それから、1万人の第九合唱団のコーラス付きで、"家族写真"。
この曲は、森山さんがここ数年、大切に歌われているんだそうですが、家族の思い出を歌った素敵な曲でした。
1部も、終わり。
アンコールで、"世界に一つだけの花"と言うのは、あらかじめ聞いていたし、合唱の練習もしていたのですが…
あまりにも、コーフンしてしまったので、今回もまた1部でエネルギーを使い果たしてしまいました💦
佐渡さんに萌え〜とか言っておきながら、第2楽章で、ちょっと、いや…、かなり眠くなってしまいましたよ。
昨夜も、一昨日も、寝不足だし…、朝からのリハで疲れちゃったし……(言い訳)……
自分のコーラスの出来映えは置いといて、今回も目いっぱい楽しみました♪
出演者だけど、観客でもあり、っていう立場が、この第九の醍醐味なんでしょうね〜、きっと。
1万人のコーラスと、オケと、指揮者と、すべてが一つとなった時の高揚感は、やっぱり参加した人じゃないとわからない。
来年、応募したくなっちゃったでしょ?しゅうちゃん。
大阪城ホールで、お会いしましょう♪
**写真は、毎日新聞のデジタルニュースからお借りしました**