地球でイチバン幸せな国、ブータン
2012年 03月 23日
時任三郎さんの旅するのは、国民の97%が「幸せ」と感じる国、ブータン。
今なお、ヒマラヤの雄大な自然を残して、信仰に厚い人々が素朴に生きる国です。
政府が掲げる有名な指標「GNH(国民総幸福量)」。
その柱の一つは、「国民が公平にすべてのインフラを使えるようになる」ことなんだそう。
日本では、あたりまえのように普及していて、日ごろありがたみも感じない、水、電気などのインフラですが、世界中で、安定的に使える国はまだまだ少ないのです。
山の上の一軒家の為にも、電線がひかれているので、ブータンの送電コストは世界トップクラスなんだとか。
それでも、一人ひとりの国民の為に平等に、インフラを届けること、そういう精神がGNHの極意なんです。
そもそも、ブータンには「ストレス」なる言葉が存在しないんだそうですw(゚o゚)w
チベット仏教を厚く信仰していて、自然には精霊が存在しているブータンの人々。
自然や目に目えないものへの感謝の気持ちが、不平や不満を生まないのかも。
他人をうらやんり、ねたんだりすることもないんだそうです。
日本でも、「ストレス」という言葉が普及してきた頃から、我慢しなくなったり、場合によってはストレスのせい、と逆に正当化しちゃったりする傾向が出てきたような気がします。
物質が蔓延しているからでしょうか、感謝の気持ちを感じることって、減ってますよね。
ストレスを我慢するのは良くないけれど、それをうまくプラスのエネルギーに転じて、ブータンの人々のように幸せな気持ちを感じる事ができるようになったら、いいですよね~。
ちょっと、目からウロコの番組でした。